床面ノンビス工法ってどういう工法?
まず、当店が床面ノンビス工法でウリン製ウッドデッキを施工いたしましたので、その写真をご紹介致します。
注目していただきたいのは、ウッドデッキの床面です。ビスを探してみて下さい。床面にビスは1本も打っていません。
ウリン製のウッドデッキの場合、床板に20ミリを使うと「ビスの数が増える」というのが当店の悩みの種といえば、種でした。30ミリを使用することも勿論可能ですが、ウッドデッキの価格は上がってしまいます。
ウリンの場合、木に節はほとんどありません。ビスを打つと、そのビスが結構目立ってしまうのです。また、大きなウッドデッキになると、木を接ぎ合わす作業が出てきますので、ビスがさらに増えます。
また、ウリンの場合はどんなに注意をしてビスを打っていても、ビスの頭がねじ切れることがあるのです。これが、当店の職人さんの悩みの種ナンバー2でした。
床面ノンビス工法は、その悩みを解決しています。
また、ノンビス工法は価格がアップする(木材に加工が必要になったり、特別なビスが必要な為)のですが、ホーム建材デポは価格据え置きで、ノンビス工法を実現しています。
サネ加工をしたり、金具を使ったノンビス工法は、加工費が必要になり価格がアップしてしまうのです。
価格を上げてノンビス工法を実現するのは簡単なことですが、価格据え置きでノンビス工法をご提供することは、非常に難しいことでした。が、実現させました。
床面ノンビス工法のメリットは何ですか?
1)床面にビスが出ないので、お部屋の床のようなイメージに仕上がります。現在、人工樹脂のウッドデッキではこのノンビス工法が主流です。天然木では「店舗」「公共」等で使われていますが、一般の戸建てのウッドデッキではまだまだ、ビス工法(上からビスを打つ方法)が主流です。
2)経年により、ビスの頭が飛び出たり、ビスが緩むことがあるのですが、この心配がなくなります。また、ビスの頭にゴミや土が溜まりませんので、表面を清潔に保つことが可能です。
床面ノンビス工法のデメリットはありますか?
ウッドデッキの床面にビスが出ないので「なんだか味気ない」と言われたお客様もいらっしゃいますが(笑)、デメリットがあるとすれば、お客様1、当店9という比率です。
お客様側の1という数字は、ウッドデッキの採寸にお伺いする現地調査の時、きっちりとした寸法出しを行いますので、これまで以上にお時間をいただくということです。
ノンビス工法の場合、当店の現場での施工時間を極力抑える為に、準備段階でかなりウッドデッキを完成させていますので、採寸はとても重要なポイントになるのです。
ご協力をいただければと思います。
当店のデメリット9という数字は、今まで以上に当店の準備と手間が増えてくるということで、とてもハードルは高くなります。
ただ、やはりお客様にリーズナブルな価格でありながら、上質なウッドデッキをご提供していきたいという思いから、ノンビス工法を取り入れました。