天然木の経年変化について
無垢の木はやはり自然のものですから、色々な経年変化を起こします。特にエクステリア、外で使用されている木材は、雨が降って濡れては乾燥し、乾燥したと思ったらまた雨・・・。風でゴミが運ばれてきて汚れが付く、そして紫外線 等、過酷な条件にさらされる訳です。
ウッドデッキの床板を、ビシっと隙間なく並べるのではなく、5ミリ前後の隙間を空けて並べる理由は、様々な外的要因によって、また木自体の呼吸によって、木がどうしても歪んだり捻ったりすることがある為に、その分の余裕を作ってあげる為でもあります。
今回は、ウエスタン・レッドシダーの経年変化をお見せしたいと思います。どんな木材も、紫外線の影響によって当初の色から変化を起こします。
以下の写真を見て下さい。当店のショールームでお見せすることが出来る木片です。実際のウッドデッキで使用されていた、ウエスタン・レッドシダー12年モノ・・・。ワインみたい(笑)

表面をご覧いただくと、緑色のコケがついているのがおわかりになるかと思います。このウエスタン・レッドシダーは勿論、ウッドデッキの具合が悪くなって取り外されたものではありません。ウッドデッキを使われていたご家庭が、ご自宅を建て直される為、ウッドデッキも一旦撤収となり、当店がその解体されたウエスタン・レッドシダーを引き取ったものです。
ウエスタン・レッドシダー 「塗装なし」 で、12年間、ウッドデッキの笠木(手すり)の部分で頑張ってくれていたものです。北側の日の当たらない部分にあった為、緑色のコケが表面についているのがおわかりになるでしょうか? 日が当たらない少し湿っぽい場所で使われていたものです。
以下の写真は、この木片の断面です。

表面はグレーに変色をしていますが、中は木材の色を保っています。ほとんど傷みはでていません。次の写真は、上記12年ものの裏側ですね。シルバーグレーに変色途中という感じでしょうか?

当店の職人さんが、ウエスタン・レッドシダーに関して、「無塗装」でもウエスタン・レッドシダーは強いですと言うのは、こういった例を複数見ているからですね。
お客様に塗装のことで質問をいただいた時には、こうお答えをしています。
ウエスタン・レッドシダーは、経年変化によってシルバーグレーに変化します。このシルバーグレーの色を無垢の木材が持つ自然な変化だとして、その色の変化をも楽しむというのも一つ。この変化を汚いなぁ〜と感じられるのであれば、塗装を施してお化粧をしてあげてくださいと・・・。これはもうお好みですと。
実際のウッドデッキの経年変化写真









